1カ国目タイ 〜バンコク〜(6/4~6/8)
こんなに、住みよい街はない!!!!
どんなバックパッカーでも、いや、どんな旅行者でもずっと住みたくなる街だと思った。最初の街がバンコクでよかった。
何より、安い!
交通の利便性のよさ!
人種やお店の多様性!
ほとんど日本にいるみたいだった。
だから
多くの世界一周してる日本人に出会った。
世界一周リピーターのベテランから
初めて1ヶ月目の卵たちまで。
出会いを通して、考え方が変わっていく感覚。出会いを通じて広がっていく自分自身の価値観。
文化、自然、人
が今回の旅のテーマなんだけど、
ぼくが求めてる旅のスタイルが
ちょっとずつ
具体的に
出来上がっていく感じがする。
多くの人と出会った。
「まじで?!」みたいな驚きの感情がおこる。それから、自分の「当たり前」がガタガタと崩れおちる。
全財産1万5千円で世界一周してるS太郎さん
アフリカ縦断南米縦断した早稲田大のRくん
8年間かけてたった20カ国。超マイペースに世界一周してる「仙人」。世界一周初日に睡眠薬強盗に合ってドブに捨てられた日本人
…
今までの人間観がいかに狭いかを痛感した。その旧人間観を通して僕は人を見てたのか、判断してたのか…。
その人らの輝く目をみる。
声の裏に潜む気持ちを感じる。
生き生きしたオーラを吸い込む。
人がしたいことをする瞬間はカッコいい。
人が得意なことを語る瞬間はカッコいい。
人が今を生きる瞬間はカッコいい。
たった4日しかいないけど、
26年分よりもはるかに多くの
カッコよさに出会った。
カッコいいという言葉では、適切に表しえないのだけど、今のボキャブラリーのない僕にはこれが一番近い表現だ。
そのカッコよさとは自己の肯定だ。
「大事なことは自分の生き方を肯定することなんだ納得することなんだ」
頭でわかるけど
実感としてわかってなかった。
その実感が欲しかった。
バンコクで出会った人達と自分自身
実感で溢れていたと思う。
こんな経験ができるのも
今回の世界の旅を
応援してくれてる
たくさんの人がいるからだと思っている。複雑な気持ちながらに
送り出してくれた人がいたからだ。
だからこそ、
自分の「生きる」を、貫きたい。
じゃないと、
応援してくれる人に対して
失礼だと思うから。
自分に対して不誠実だと思うから。
蛇足になるけど、
今日1日一緒に旅したリョウタ君が言ってた言葉が心に残った。
忘れないように
とりあえずメモしておく。
リョウタ君は
仕事を5年して辞めて
ぶらぶら世界を旅する人だけど、
仕事してるときイライラしてる上司に対してよくこう思っていたんだそうだ
「たかが仕事で、何イライラしてんの?」
仕事は責任のあるものだ。だからこそ人は必死になるし一生懸命にやるんだと思う。仕事で悩む人に対して、仕事のことを大事に思う人に対して失礼だとおもったけど、でも、1つ広い見方でもあるのかなとも思った。
自分のアイデンティティを仕事「だけ」などの1つに絞らないこと。より多様なアイデンティティをもつことの重要性を教えてくれた言葉だった。
教師をしているとどうしても周りは教師が多くなる。それは別に悪いことではないけれど、
僕は、あくまで僕はやけど、人生一回きりなんやし勿体無いと思う。
一歩「外」に出ること。
その「外」はその人それぞれでいい。
僕は「外」に出続けたい。
今、世界を旅してるけどその中でも今の「自分」から抜け出すんだ。
挑戦し続ける人になる。そんな大きな挑戦から小さな挑戦まで。
まだ顔を見ぬ4人の旅人が成都で待っててくれている。期限は6月20日。
20日までに成都入りするための挑戦の旅が明日からまた始まる。
バンコク以上の環境はないと思ってるんで、ある意味過酷な旅になるやろけど
楽しみ。
勇気を出して
しかし
気をつけて
行きたいとおもう。
2016/6/7