なんでも見てやろう!

世界旅行で感じたことを、多くの方に!

3カ国目パート① 中国〜昆明〜

中国は僕にとってどうしても見ておかねばならない土地だ。何故なら、領土問題や経済発展等でよくニュースに取り上げられるから。「中国が太平洋進出を目論んでいる」「経済発展は目覚ましい」二次情報、三次情報になるにつれ主観が入り込み、自分が受け取った印象や想像が一人歩きして現実とはかけ離れたものになる。

情報の取得範囲は狭いけれど、自分で感じて実際に目にした情報を判断の基準の一部として考慮したい。


そんな願いが叶う瞬間がやっと訪れた。



【とにかくデカイ】

写真はフェイスブックを参照してもらいたいが、あらゆるものがデカイ。道にしても建物にしても人の態度にしても。駅1つで空港並みの大きさだった。道は3車線が当たり前。歩行者に容赦無しにクラクションを鳴らしまくるモーターバイクたち。ラオスとかなら歩行者前にいたら止まってくれたのに、人の間を強引に抜いてくるところがすごい。

人の態度も大きいと感じた。それはどういうところからかというと、伝わる伝わらない関わらず、中国語を半ば強引に使うところとか、英語で話しかけても理解しようとせず「私は英語わからないので!」という一点張りなところとか。ジェスチャーとかでわかろうと努力してくれよー…っと内心思ったのだけど、英語に合わせるのでなく、俺たち私たちの使う中国語に合わせろ!っていう態度は新鮮ですごいなぁと感心した。僕ら日本人は日本語は世界に通用しないから英語を使えるようにって発想だけど、中国は違うのかなぁ?って思った。

そんなところが「大きな態度」と感じたのだ



【超綺麗な街】

昆明の街は、雲南省最大のまちということで、大都会だ。それなのに、ゴミがあまり落ちていない!スモッグとか汚い川を想像してたのだけど、それとはかけ離れていた。


何故だ?

と考えていると、その答えがわかった。それはディズニー並の清掃員の数だ。中国の人の意識はおそらくどこでも変わらない。ポイ捨て当たり前だし立ちションとかも厭わないところがある。だけれども、清掃員のおじさんおばさんが、捨てたゴミをすぐに拾うシステムが街にあり、そのおかげで昆明はここまで綺麗な街になっているのだ。

都会ながらもバンコクより100倍住み心地が良い。


【飯がうまい】

安い!

うまい!

中国料理は口にあう!日本で食べ慣れているからということもあるだろうけど、200円でお腹一杯になる量がでてくる。小籠包、麻婆豆腐、本格拉麺を食べたのだけど、とっても美味しかった。中国全土で、言えることなのかこれからが楽しみでしかたない!


【厳重な警備体制

街のあらゆるところに特警という銃を構える警備員がおり、これじゃどこにいようと悪いことできないな…という感じがした。駅に入ろうにも駅の門前で荷物をスキャナーで通したり、身体検査を受けたりして駅構内に入る始末。その度にかなりの行列がおこる。

(後に調べてみるとら2014年にまさにこの現場でテロ事件があったことがわかった。通りでこんなに警備が厳しいわけだ)


【親切な中国人】

やっぱり偏見は良くない

優しい中国人も、かなりの割合でいるものだ。僕の泊まった宿は中国人経営の安宿(一泊700円)だったのだが、宿泊客は中国人ばかり。北京や上海など大都会にすむ人たちがホリデーに避暑地としてやってくるようだ。


卓球とビリヤード台があり、そこで中国人にまじって毎日遊んだ。

英語ができる中国人も中には泊まっており、中国語が横行する世界だからこそ、英語が喋れることで安心した。英語は全然喋れないから不安の方が大きいけども、日本人が1人もいない中で、しかも英語も通じない世界で、英語が通じる安心感は半端ないな!と実感をもって学んだ。


【教育熱が高い】

かの有名な?雲南大学に潜入した。由緒ある雰囲気を感じた大学構内。日本で言うたら京大とかそのへんをうろつく感じだろうか。

学部ごとに建物が分かれており、中央にはディスカッションできるようなスペースや、バスケが何試合も同時にできるような広いスペースまであった。

その周りには進学校があるみたいでたまたま入試か何かがあったのか小学生らしき賢そうな親子連れがぞろぞろ雲南大学周辺を歩いていた。

街中でよくみかけた学習塾の案内が、教育熱をうかがわせる。日本よりもはるかに多くの時間を家庭学習に費やす中国の子どもたち。

国力の底力はこういうところに現れてくると思う。


【まとめ】

昆明だけでも、色んな発見があった中国。これから成都に足を運ぶのだが、ドキドキワクワク。これまでに経験してこなかった学びが溢れていることに、感謝。






番外編

クレジットカードのキャッシング限度額が低すぎてお金がピンチですな。

国内にいるうちに広げておくべきだった!というか、そんなこと注意書きしてたブログあんまりない!キャッシングの限度額のことは、次世界に旅立つ人に是非教えておきたいことの1つである。


その枠を広げようと電話したら

「無職では、無理」

と、バッサリ切られました(笑)


社会的信用

という意味で、仕事の重要性を痛感した瞬間でした。トホホ…。